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欠損金の繰越控除法人税法上、各事業年度開始の日前9年以前に開始した事業年度に生じた欠損金については、その各事業年度の損金の額に算入することができるとされています。これを欠損金の繰越控除といいます。 損金連結欠損金とは、連結グループ内のそれぞれの法人の所得と欠損金とを損益通算した結果、連結所得金額がマイナスとなった場合のそのマイナスの金額をいいます。つまり、連結欠損金とは、連結納税適用後に発生した連結欠損金をいうことになります。 連結親法人の開始前繰越欠損金連結納税適用の検討をする場合にもっとも大きなメリットのひとつとなるのが、連結親法人の連結納税開始前の繰越欠損金です。 連結子法人の開始前繰越欠損金上記のとおり、連結親法人の連結納税開始前繰越欠損金(単体納税分)が連結納税適用事業年度以後に連結所得と相殺することが可能であるのに対して、連結子法人の連結納税開始前繰越欠損金は、特定連結子法人に該当する場合には、その連結子法人の、連結納税適用後の個別所得を限度として連結欠損金として相殺することができます。
目次連結納税制度の解説![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 連結納税の選択・加入・離脱 ![]() ![]() ![]() 連結納税適用後の申告等 ![]() ![]() ![]() ![]() 連結納税の具体的な経理処理 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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